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20180120
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『KinKi Kids Concert 20.2.21 
~Everything happens for a reason~』
レポ



東京、大阪で行われた『KinKi Kids Concert 20.2.21 ~Everything happens for a reason~』。
そのなかで、12月31日には9年ぶりとなる単独カウントダウンコンサートが行われました。その模様を少しだけお届けします。

ステージにはオーケストラの方々が居並び、それを囲うようにキンキの曲名プレートが浮かびます。今回のライブは光一が連載『Show must go on』でも綴っていたように、オーケストラによるコンサート形式ということで、ペンライトも応援うちわもないスタイル。

一体どんなステージが繰り広げられるのか--場内の期待が高まる中、キンキの名曲がオーケストラの多彩な演奏によって次々と紡がれていくと、呼応するように曲名のライトが点灯。

徐々に曲名のプレートが幕のように上がっていくなか、最後はツアーロゴと『Anniversary』の看板のみに。美しく光る絹糸のような無数のライトが場内を照らし、大きな拍手に包まれる場内で最後の看板も上がると光一と剛がステージに登場。

ピアノの前奏から、アカペラの歌い出しで『Anniversary』を剛、光一と歌い継ぎ、サビではふたりのハーモニーが温かく重なりドーム中を包んでいきます。
ピンスポットを浴びて星空のカーテンのような暗幕を背景に歌いきると、続いて『スワンソング』、『青の時代』へ。ふぉ~ゆ~やダンサーがステージで美しく舞い踊るなか、リフターステージでバンド&オケの皆さんと同じ高さから『青の時代』を歌い終えると、MCタイムに。

「皆さん、改めましてこんばんは!堂本光一です!」「皆さんこんばんは、堂本剛です」という挨拶から、今回のコンサートについての話題に。

「2017年はKinKi Kidsにとって20年、20周年の年でしたけれど。そんな中で剛くんが突発性難聴になってしまって」という光一に、「そうですね」と剛もうなずきます。

続けて光一が「そういうことも含めて、何か…今回のコンサートもそうですけれど、オーケストラという形で、また新たなチャレンジをやらせていただきまして。バンマスはいつものように音楽監督吉田建さん。我らが堂島くんもね。そしてコンダクターは田中雄樹さん。総勢100人ほどのミュージシャンの皆さんに支えていただいて。
客席もオープニングから座って聞いていただいて」と場内を見回します。

そして、「いつもならフロートで行ったりするけれど、今回は一切動きません(笑)。前の席も後ろの席も関係ない!とにかく歌を届けないといけないなと思っております!」という熱いメッセージから、光一が恒例の「どの席でも一律同じ料金でやらせていただいています!」…までをやりきると、「…もう、いい(笑)?」と合いの手を入れる剛。これには客席の皆さんも大爆笑!光一は「私のいつもの段取りは踏ませていただきました(笑)!」とやりきった表情を見せていたのでした。

そして、単独カウントダウンコンサートについての話題へ。
「大阪でカウントダウン何年ぶり?」という光一に、「すごい前ですね。大阪でやらせてもらうっていうのは意味がありますね。我々キンキって名前ついてますからね」と剛。(ちなみに前回は2008年-2009年時)

「今日は夜10時からということで。最初のMCで言ってしまうのもあれですが、非常に眠いですね(笑)」という剛に、「10時で眠い?小学生かおじいちゃんか…」と返す光一でしたが、すかさず剛が「お前が起きすぎや。朝の5時とか6時までって」とテンポよく返します。

すると「朝の5時とか6時ならまだいいですよ。最近朝の9時ですよ!」とドヤ顔(?)の光一に、剛も「朝の9時に寝ている人間と、夜12時過ぎに寝る人間が思考合う訳ないよ(笑)」というと「覚醒時間が違いますからねぇ(笑)」と光一もうなずきます。

「取材の時とか3時間しか寝てないの?」と、剛が取材時、並んでカメラに向かう時の光一の真似をして見せると、光一は「かっこよく言うとショートスリーパーね!」と短時間睡眠でいける体質と“ショートスリーパー”を連呼。これに剛が「ショートスリーパーって言いたいだけやん(笑)」と語ったりと、いつものごとく盛り上がるトーク。

しかし、この日はカウントダウンコンサートということで、進行を年明けに間に合わせねば!と切り上げつつ、年の瀬に参加してくれているオケのメンバー、そして「なにより、こんな時に集まってくれるお客さん!」と感謝を述べつつ「暇なの(笑)!?」とデレからのツンで語る光一に、剛は「初詣に行って神様に言われたらどう?『めっちゃ大勢で来ているけど、暇なの?』って(笑)」と例を出して解説。これに光一は「私、しゃべるとこうなってしまう(笑)。歌で届けたいと思います」と、本心は歌で…と照れた笑顔を見せていたのでした。

そして話題は2017年7月に行った20周年記念の『KinKi Kids Party!~ありがとう20年~』(横浜スタジアム公演)について。剛は大事をとって中継参加となったのですが、そこで急きょ行われた楽曲制作について、「僕が思いついて…その時作っていた曲に、剛君が詩を。特別な詩が思い浮かぶかなと。それが『Topaz Love』として完成もしました!」という光一に、剛も「はい。発売もします!」とうなずきます。

ということで、「これまでも色々曲を提供いただいてきましたが、ふたり合作の曲もあります。その曲を」(光一)、「披露したいと思います!」(剛)と、続いてのコーナーでは、光一の切ない高音と剛の温かい歌声が重なる『Topaz Love』を、トパーズ色の光に染まるステージで披露。

そして場内が暗転すると、鳴り響くピアノのメロディから『愛のかたまり』を切々と歌い上げたふたり。
続いては折り重なるオーケストラの音色に交錯するレーザー…光と音楽の融合からどんどん盛り上がる壮大な演奏に場内から拍手が送られます。そのまま『Time』を炎彩るステージで歌い上げる光一と剛。
さらに、ハープの音色が場内いっぱいに広がる中、『Harmony of December』を披露。オーケストラの豊かな音色とふたりの歌声が重なる壮大なステージに。

歌い終えると、「なんて緊張するアレンジなんでしょう!『Harmony of December』、12月ギリギリでしたね!…ま、明日も歌いますけど(笑)!」と光一。剛も「まぁ関係ないですからね(笑)!」とふたりでうなずきあいつつ、光一は「先ほど剛君もおねむの時間だと話していましたが。いつもと違う時間で…皆さんも眠くないですか?大丈夫ですか?…ま、寝てくれたらこっちの勝ちだなと。心地よく寝ていただけたら(笑)」と持論を。

また、音響機材の関係で見えづらい席の方に配慮する言葉を投げかけつつ、定番の全席一律料金トークを展開する光一に、剛も「お金とか、場所とか関係ないよね。いまここにいる、僕らがひとつの場所にいるっていうことが一番大事だね」と賛同。でしたが、光一が「あーもう!俺の!俺にもその続きがあったのに~『見える、見えないじゃないんだよ、感じるんだよ』が(笑)」と定番ネタの続きと今の剛のコメントがリンクしていたことを、コミカルに悔しがる一コマも(笑)。

「どこを目指しているの(笑)?コロッケさんとか?」(剛)、「どちらかというと、きみまろさんのほうかと(笑)」
(光一)、「目指さんでええよ(笑)?」(剛)、「はい。目指すのはやめたいかなと思います(笑)」(光一)と再びヤイヤイ言い合いながら、トークは先ほど披露した新曲について。

「『Topaz Love』まだテレビとかであまり披露していなかったので、2番を初めて聴いたという方も多かったのではないでしょうか。新曲『Topaz Love』、みんな大好き『愛のかたまり』!」と光一が言うと、剛がその言い回しがNHKのようだという流れから、紅白の思い出話で盛り上がったふたり。

そこから、光一が人の話の流れをぶった切るのがマイブームだという話に。
「俺、ぶった切られるほうやから」(剛)、「本当だ。大変だねぇ剛君…」(光一)、「今度ぶった切る騒動をこん棒みたいなのでぶった切ったろかい(笑)。普段、何でぶった切る感じ?」(剛)、「あ、もうその話大丈夫です」(光一)と、“ぶった切り”を披露し、場内大爆笑!さらに意外な方向に飛んだトークで爆笑につぐ爆笑を生み続けるカウントダウンコンサート模様。


盛り上がるトークのなか、「話を戻しますが(笑)、先ほど『Topaz Love』という曲を聴いていただいて。我々にとってもそうなのですが、皆さんにとっても…『愛のかたまり』が好きなのはわかる!わかっているけど、『Topaz Love』もそれに並ぶくらい皆さんにとっても大切な曲になるといいなと思っています」と光一が告げると、大きな拍手に包まれる場内。

さらに光一の“ぶった切り”トークでひとしきり盛り上がったあと、再び話を『Topaz Love』に戻し「すごい戻したね~(笑)」(剛)、「そんなん言うならもう話さへ~ん!」(光一)、「おまえいくつや(笑)」(剛)、「もうすぐ39歳になります(笑)!」(光一)…なんて息の合ったやりとりも。

気を取り直して「『Topaz Love』は、その時の状況に乗せて書かせていただいて。その時の歌詩のバージョンももう少し膨らませてみようかなと考えています。あとは病室で考えた曲も作っていきたいなと堂島くんと話したりして」と剛。

「あれでしょ、タイトル『ナースコール』でしょ?」とボケる光一に、剛は「なんの歌やんそれ。ナースコール呼ぶいうんは…」と、そこから小芝居を交えて延々と例を(笑)。どんどん広がる小芝居に、光一が「剛君、ぶった切るつもりはないんだけど、もういいです(笑)」と返すと、「それね、ぶった切るんじゃなくて丁寧にたたむ感じにして(笑)。それならいけるわ(笑)」と話題を切り上げる剛なのでした。

そこから話題は、イベントの時に会場の皆さんが『Anniversary』を大合唱してくれたことを振り返り、「ただただ、単純な言葉にしてしまうと、感動したの。あれだけの大勢の人が歌うって…もちろんキンキの曲のメロディがいいというのもあるけれど…」と剛。続けて、「これもしかしたら『おっぱいがいっぱい』だったらどうなっていたのか。そんなことすらも…」というと、光一の「ちょっと待って!本当にすごいいっぱいになっちゃうから(笑)」というジョークを挟みつつ、剛は「大勢で歌う歌を浴びるということはなかったから」とコメント。

光一も「そうだね。皆さんに『歌ってください』って言うと、最初歌ったあと恥ずかしがって…」と、普段のライブでの印象を告げると、剛も「様子見、というパターンもありますけれど。今回はせっかくなので。東京でもさせていただいたのですけれど…」と振ると、光一は「……!!『おっぱいがいっぱい』、歌ってもらうの!?」とびっくり顔(笑)。

またまた場内は大爆笑!「ちがうやん(笑)」(剛)、「今の流れやったらそうやん(笑)」(光一)、「そっちじゃないよ!どうせ歌うなら…」(剛)と話しつつ、剛が別の童謡を歌い始めると、そのタイトルフレーズの前に阻止する光一。
光一は、「そこは歌ったらあかん!…いまのフレーズの続きが気になる方は、NEWSの加藤シゲアキ君ゲスト回の『KinKi Kidsのブンブブーン』(1/14(日))放送を観てください。我々の今、流行りの曲です」と解説。

そんなこんなで、またまた盛り上がりすぎてしまい、刻々と近づいてくる2018年カウントダウンのタイミング。

「もう、ここから(進行)押したらアカン(笑)」(光一)、「ここから押したらアカンねん(笑)」(剛)と言い合い、光一が「イベントの時に…」と話を戻すも、場内の空気がおもしろい感じのままの方向に(笑)。

これには剛も「こんな空気感になると思ったけど、『おっぱいがいっぱい』って言ったらコイツ笑うやろな~と思ったら言ってしまった(笑)。ごめんなさい!こういう楽しい空気の中で、大合唱、してみませんか?」と反省しつつ提案を。

場内からOK!と言わんばかりの温かい拍手をいただき、「瞬時にみんなが空気変えるでしょ!」(光一)、「僕らもこんなMCしてても曲かかると真面目に歌うでしょ?」(剛)「何年我々を見てきているの!みんなもあれやって(笑)」(光一)、「そう!意外とできるから!」(剛)とふたりも歌のスタンバイに。

こうして、『もう君以外愛せない』の1コーラス目を場内の皆さんに歌っていただき、2コーラス目をキンキが歌うという共同作業へ。光一が「突発性難聴でちょっと聞こえにくい状況ではあると思うけれど、しっかり剛君に届くように」と呼びかけると、剛が「生で聞かせていただいて。そのあとに僕たちも歌いますから!みんなで一緒に歌いましょう!」と応え、ファンの皆さんの温かい歌声がドーム中を満たしたあとには、オーケストラの壮大な演奏に乗せてふたりもハーモニーを届けます。

大成功した大合唱に、「すごいね!よう(空気)戻したな(笑)。これも曲の力かなぁ」と笑顔を見せる光一に、剛も「みんな歌がうまいなぁ」とうなずきます。「これだけ広いと音のスピードというか多少のズレは生じるのだけれど。それが最小限で」(光一)、「うまいね。これだけの人数で歌を歌うって人生経験の中でないよね。それをまた、聴かせるというのもね」(剛)と感想を言い合いつつ、続いてはソロコーナーへ。

ソロコーナーに向けて着替えにいった光一を待つ間、剛は自身の耳の調子について語りながら、「無理はしますけれど、無茶をしないで。無茶をすると迷惑をかける期間が長くなってしまいますから」とコメント。

そして「今の皆さんの歌声が治療のひとつになる。薬も飲んでいるけれど、そういったものでないところで」癒されると語り、「さっきは眠かったけれど、目が覚めてきました!ようやく(笑)!」とカウントダウンに向けて覚醒してきた模様。

カウントダウンといえば、同時に光一の誕生日の幕開けでもあるため、「もう少しであの人39(歳)になるのよね。おそろしいね…僕も4月で39歳になるかと思うと。あっちゅー間に40歳でしょう。信じられないですね。なかなかヤンチャな(笑)」などと話していたら剛のもとへ、着替え終えた光一が登場!衣装について冗談を交わしながら「剛君、耳を休めていただいて。爆音鳴るから避難しててね」と光一が剛を見送るとソロコーナーへ。

光一は、「ここからは、バンドの皆さんとドカンと音を鳴らしてもらおうかなと思っているのですけれど。
普段我々はソロでも活動していて。去年もツアーをやった時にソロコーナーをやったのですが、今回も皆さんにソロの歌もお届けしようと…。オーケストラでやるにあたって、何の曲をやればいいのかなと思った結果『ああ、この曲をオーケストラでやれば壮大でいいな』と思った曲があるのでそれと。
今回踊りもないなかで、多少ソロのナンバーだったら自分としては踊ろうかなと、踊れる曲も1曲やって。そんな感じでやらせていただきたいと思います!」とコーナー解説。

すると、ふとした言い回しに場内から声があがり、「…まだ『カワイイ』って言われる…もうすぐ39歳ですよ?」と返しつつ、「『暁』という曲を聴いていただきたいと思います」と、オーケストラの壮大な演奏に乗せて、まばゆいライトに照らされながら切々と歌う光一。間奏ではダンサーとともに激しいダンスも!

続いてはハンドマイクからヘッドセットに切り替えて『SHOCK!』を、激しく点滅するライトのもとで披露。
ダンサーを引き連れての群舞は圧巻!腰でリズムを取る振りで場内を魅了し、炎彩るステージで激しいステップを見せるラストは腕を振り上げて力強く歌い上げ、人差し指を頭上に示すキメポーズ。

「『SHOCK!』という曲をやらせていただきました」と語った光一は、マイクを変えて水分補給しながら「この曲はケント・モリさんに振付をもらったわけですが…ほんとしんどい!ふぉ~ゆ~ありがとね!」とダンサーと一緒にバックダンスを務めてくれた後輩にお礼を。激しいダンスにお互い「きついね~」と言い合いながら、辰巳、越岡、福田に声をかけつつ松崎をスルーするというお約束のオチに、松崎が『えええ~!』と言わんばかりの変顔で応える…という一連の流れを。

さらに客席に背を向けたポーズのまま待機するふぉ~ゆ~に「前向いちゃいけないって言われているの?」なんて話を再び福田、辰巳、越岡に話しかけ、松崎の変顔を引き出すやりとりで場内を沸かせつつ、最後はちゃんと「松崎です!」と、ふぉ~ゆ~全員を紹介した光一。

さらに「前向いていいんだよ(笑)。…っていうネタをやりたかっただけだから」という光一は、再び松崎にダメ出しをしてイジって、松崎が地声で光一の代わりに謝る…というこちらもツアー中に何度かくりかえしていたネタで会場を沸かせていたのでした(笑)。

続いては剛のソロコーナーへ。
ステージに設置された椅子に腰かけた剛の周りに、『PINK』の演奏に合わせてカラフルなライトが浮かびます。演奏に連動し点灯するライト、同じリズムに身を任せる剛の流れるようなステップ。

くるくると音楽にのせ体を泳がせるようにステージを移動し、クレーンカメラ越しに誘うような眼差しを場内に向ける、動きのあるステージングも。対照的に、空中に設置されたフレームの向こうから見せる剛の表情は絵画のよう。

そして、暗転した場内にピンスポットに照らされながら、『これだけの日を跨いで来たのだから』を。
自身の今を映し出すような歌詞を、アカペラから渾身の想いを込めて祈るように歌い上げ、続いてピアノやホーンセクションなどオーケストラとともに熱唱。
どこまでもやさしく温かく響く、剛の歌声に場内から大きな拍手が送られていたのでした。


そうしてついに、カウントダウン中継の時間に。
ステージにやってきた光一は「これから、テレビの人になります!皆さんもご存じのように、東京ではカウントダウンライブをやっております。中継でつながります!」と『ジャニーズカウントダウン 2017-2018』との連携を。

また、光一からは「紅白も終わっていました。白組が勝っていましたよ」という速報情報もありつつ、準備を終えた剛がやってきて中継に備えます。

「中継まで5分くらい。1曲メドレーみたいに歌って、びっくりするぐらい短いですからね」(光一)と解説。すると、放送中の東京ドームの模様がスクリーンに映し出され、A.B.C-Zの歌っている姿が。これには「おお!塚ちゃん!塚ちゃん!」(光一)とコール。

光一は、年末に先輩後輩と一堂に会したという際に、橋本がずっとヒガシの横にいたことや、ヒガシの指令で橋本が岡本健一に絡みに行っていたことなど、A.B.C-Zとの交流を明かす一コマも。

続いてSexy Zoneがスクリーンに映ると、「日本語に訳すと~」と嬉々として語り歌マネする光一。さらに、スクリーンに向かって正座で座り客席に背中を向けてしまっていた剛に、光一が「剛君、ここ家じゃないから(笑)」とツッコみを(笑)。

そんな中、Sexy Zoneが見学席に来ていたマリウスに駆け寄ると「あいつ、まだ出ちゃいけない年齢なの!?」と驚く光一。さらにHey! Say! JUMP がメドレーをつなぐと「平成の次はなんになるんだろうね」(光一)、「そうやね~」(剛)と新元号について思いをはせる場面も。
また、圭人が画面に出ると「お!オカケンさんの息子!」(光一)、「(圭人に)『ギター何を買えばいいですか?』と聞かれたから、『お父さんに聞け!』って(笑)」(剛)なんて交流を明かしつつ、そろそろ中継の時間に。

「あと1分半で出ますよ」(光一)、「みんなキラキラしてるなぁ」(剛)とつぶやきながら亀と山Pがスクリーンに出ると、亀梨のマネをする光一の姿に場内は大爆笑!

そうこうする間にキンキの中継時間に!
東京ドームから「続いては大阪・京セラドームのKinKi Kids!」という歌振りで生中継がつながると『Anniversary』のサビフレーズを熱唱するふたり。「2017年どうもありがとうございました!2017年、KinKi Kidsはデビュー20周年でした。2018年もどうかよろしくお願いしま~す!」と光一がコールして最初の中継が終了!

「はい、終わりました~!どうせ皆さん(番組)録ってるんでしょ(笑)?あとでチェックしてみてください(笑)」と呼びかけつつ、再びスクリーンを客席の皆さんと見ながら、TOKIOがスクリーンに出ると「お~!長瀬!長瀬!太一君!」とニコニコしている光一。そうこうする間に次なる中継に備え、「お!リフター上がってきた!」と剛が光一とカウントダウン位置に移動。

場内のお客様に、「ここは立ったほうがいいかもね。カウントダウンだしね!もう1回中継きますよ!」(光一)との言葉に、場内の皆さんも総立ち&手拍子でスタンバイ!中継がきて、あと30秒で年明けという呼びかけに「早いもんですね~2017年ありがとうございました」と返していた光一。

ついに年越しカウントダウンとなり、2018年の幕開けになると花火と銀テープが舞う場内。スクリーンには“Happy Birthday KOICHI”の文字が浮かび、光一は剛から真っ赤なバラの大きな花束を受け取ります。

中継先からも祝福をいただき「あけましておめでとうございます!」(光一)、「光一君が39歳になりました!」(剛)、「めでたいね~」(長瀬)、「長瀬も一緒だよ!39歳だよ」(光一)なんて話しながら無事カウントダウン中継パートが終了!

「これ、めっちゃ重いねんけど(笑)」(光一)、「これ何キロ?」(剛)なんて話しつつ、花束をふぉ~ゆ~に預けると「皆さん、改めましてあけましておめでとうございます」(光一)、「おめでとうございます」(剛)と、新年のご挨拶。

中継が入ると急に光一がテレビの人になったという話や、自分たちの会場にホームを感じているという話題から「我々は我々で。東京ドームはたぶん、トニーの奴がしくじっているからさ」と、光一がカウコン定番のナンバーのひとつ『アンダルシアに憧れて』の世界観に乗せて「何年たっても第3倉庫に行かれない」と語ると、剛も「すいません、第3倉庫はどちらですか?」と小芝居で返して、ワイワイとトニーのしくじりに想いを馳せて場内の爆笑をいただいていたふたり。

(ちなみに、今年はジャニーズカウントダウンコンサートで『アンダルシアに憧れて』は披露されなかったことを、翌日の公演で客席の皆さんから教えてもらっていたのでした)

さらに、東京ではできないことを…と、光一たっての希望で可能な限りの裏方スタッフにもステージに上がってもらう一コマも。「すごく遠慮されたのですが、(表に)出てほしかったので。なかなか見られない光景」(光一)、「本番中に立つことないもんなぁ」(剛)と話しつつ、「もし怒られたら俺が全部怒られるから!………全部松崎のせいです!」という光一の振りで、ふぉ~ゆ~松崎が生声で「全部僕のせいです!」と謝る一連の流れで場内の爆笑を誘いつつ、「冗談は置いておいて(笑)、全部私が」責任を持つという光一の言葉から、このまま曲披露へ。

「僕らにはおめでたい曲がありますね」(光一)、「ありますね~」(剛)というやりとりから、『Happy Happy Greeting』を、ステージと会場一体となって歌い上げピースフルな雰囲気で一年の幕開けとなったのでした。

曲が終わり、ステージからスタッフを見送ると、「今の方たちは本当に一部ですよ。それだけの方たちに支えられている」という光一の「2018年、おめでたい気分で後半からいってもらえたら」という言葉から後半戦がスタート!

マエストロの躍動的な指揮のもと、ティンパニの力強い音色を皮切りに、オーケストラによる『硝子の少年』の演奏が!重厚なサウンドがドーム中を満たし、自然と手拍子も沸き起こるなか、ふたりはデビューナンバーを披露。

続いてピンスポットを浴びながら『ボクの背中には羽根がある』をふぉ~ゆ~のダンスとともに披露。『愛されるより 愛したい』ではリフター上から踊り歌う光一に、ステージ上からじっくりと歌う剛。
そのまま『DESTINY』で光一は、バンドステージの位置から、吉田建さん、堂島孝平さんと並んで熱唱!途中『Secret Code』を挟む編曲で盛り上げたあとは、「2017年の締めくくりと、2018年のスタート、皆さんで迎えられること本当にうれしく思っています。最後にふたりの合作になります。この曲でお別れしたいと思います。本日は皆さん、本当にありがとうございました!」という光一の言葉に剛も一礼を。

こうしてラストナンバー『Family ~ひとつになること』を披露し、ダンサーの皆さん、ふぉ~ゆ~、指揮者・田中さんをはじめとするオーケストラの皆さん、吉田建さん、堂島孝平さんをはじめとするバンドの皆さんをご紹介して、感謝の拍手を送りながらステージを後にしたふたり。

しかし、鳴りやまないキンキコールに、ふたりは再びステージに。
アコースティックギターを抱えた光一が、「ずっとオーケストラ主体でやってきましたけれど。ギター1本…1本ではないけれど。ギター何本か、みたいな感じで(笑)」と語ると、「どうしたん?さっきからリズム変やで(笑)?」とツッコむ剛。

「2018年だから…戌年だよ?ま、うちの子が宇宙一可愛いですけれど」(光一)、「なんの話?2018年の話でしょ?」(剛)、「そう、戌年だからね」(光一)…と、干支の話題からふたりが年男だった時のカウコン話など、思い出話で盛り上がってしまい、「…で、歌わへんの(笑)?ギター1本で~からリズムがおかしくなってんで」(剛)と話して場内は大爆笑!

光一は「ちょっとシンプルなシーンもあっていいかなと。手拍子なんかもして」という話題に入るも、再び話が脱線。その理由を「歌ってしまうと終わりが来ちゃうから」(光一)なんて話しつつ、ゆるいトークが続くなか、何度か「こういう訳で聴いて下さい!」(光一)、「どういう訳やねん!」(剛)とやりとりを繰り返すふたり。

「そうね!わかった!こういう、どうしようもないMCだけど、『全部だきしめて』ください!」(光一)、「ということなので、今から『全部だきしめて』を歌います!さっきバラードでみんなに歌声をもらいましたけれど、今度は明るめの!みんな一緒に歌いましょうね~」(剛)と、ドーム一体となって大合唱!

そして、ベストアルバム『The BEST』収録のボーナストラックから、「今の我々をとらえているような歌詞になっている楽曲」(光一)と語った、『Next to you』をしっとりと歌い上げたふたり。

最後は光一が「本日は皆さん、本当にありがとうございました。去年、20周年を迎えて、いろんなことがありましたけれど、本当に沢山の支えを感じた2017年でした。20年が過ぎた今、これからもKinKi Kidsとして恩返しができたらいいなと思っております。どうか今後のKinKi Kidsにも、大きな声援と期待を抱いて頂ければと思っております」と改めて挨拶し、「最後はこの曲を歌ってお別れしたいかと思います」と告げ、剛の歌い出しから光一が歌い継ぐ『薄荷キャンディー』を披露。

澄んだ歌声をドーム中に響かせ、キラキラのテープが場内を飾るなか、歌い終えると満場の拍手に「2018年も宜しくお願いします!」(光一)と告げつつ、ダンサーの皆さんやふぉ~ゆ~を見送り「どうもありがとう!サンキュー!」(光一)、「ありがとうございました!」(剛)とご挨拶。ふたりがステージを去った後も、客席のお客様からの温かい拍手がドームを満たして、9年ぶりとなるカウントダウンコンサートは幕をおろしたのでした。

翌1月1日の公演では、恒例の光一バースデーを祝うコーナーも!
ここでは、戌年にかけて、光一が「宇宙一」という愛犬・パンちゃんのイラストが描かれたスペシャルなバースデーケーキでお祝い!さらに、オーケストラの演奏による豪華なハッピーバースデーソングを場内の大合唱とともに頂いていた光一。(ちなみに剛からのプレゼントは楽屋で…、とステージには登場しなかったのですが、のちのトークでとあるボードセットだと明かして場内に爆笑を巻き起こしていたのでした)
また、光一はソロコーナーの際に、『カルメン』の演奏をおねだりしてオーケストラの皆さんに弾いていただいたり、その指揮を松崎に無茶ブリをしたりと、お誕生日のゴージャスなひと時を堪能していたのでした。

『KinKi Kids Concert 20.2.21 ~Everything happens for a reason~』を無事に終え、20周年という大きな節目の年を経て、新たな年を迎えたKinKi Kids。
2018/1/24(水)にはニューシングル「Topaz Love/DESTINY」もリリース!
2018年も光一と剛の活躍に、ご期待ください!


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